オーシャンライフ2001年6月号
グッドゴーTE280
沼津、内浦湾周辺での試乗レポート。
リポーターが由良拓也氏のこだわりインプレッションが興味深い!
本当に釣り好きの人が考えて作ったんだなって気がするボート。
輸入もとの話によれば計画から現在のハルができあがるまでに9年掛かっているとか。
満足行く製品ができあがるまで、実にじっくりと煮詰めて行ってから仕上げているのが分かるのね。
このフレアの形状が独特だよね。
波にぶつかったときの衝撃をほとんど逃がしてくれるね。
例えば、ボートを停めたときの流れ方なんかは実によくできていて感心させられるね。ボートがまったく回らない。風にたいしていつも同じ角度で潮といっしょに流れていく。
最初に船体を外から見たとき、パウからステムがひゅっと下がっていて、一回キールのラインが水平線よりさらに下に深く入って、そこがこのボートのハルの最も特長的な部分なんだけど、それを見たときには狙い目はなんなかな?と最初はわからなかった。
けれども、実際船に乗って見て、自然に潮に乗って流れるための工夫だと気づいた。ちょうど水に対するひっかかりになるように、うまくバランスを考えて付けたんだろうね。
きっとホントに何度も吟味して造ったんじゃないかとおもうよ。
走りっぷりは実に良いね。
波切りが良くて波があっても叩かない。
その上、驚くほど急な角度で旋回をきれるね。
・・ヒールも凄いけれど、旋回性能の高さにも舌を巻いたね。ほんと良い。・・・・・泡の流れを見ると判ると思うけど、ホントに旋回半径がちっちゃい。このサイズでここまでくるくる回るのにびっくりしたね。
これは絶対に萩とか小樽とかに持って行って、マグロ釣りをやりたい。・・・・
それ以外に考えられるのは、たとえばキスとか、アマダイとか、要するにアンカリングしないでポイントの辺りを、広く潮にのりながら流せる釣り。
(2001年 6月号 オーシャンライフより抜粋)